puchのひとりごと

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近況+知識の生産に有利な場所を作るための3つの施策




 こんにちは。もう11月も末ですね。月1回の投稿ペースになんとか間に合った。


 今回は前々回ぐらいの続きで、地域発展についての話を少ししようと思います。実は前回たくさん書いた時に書き溜めてた記事で、地域の経済発展に根本的に必要であろうことについて触れてます。こういうことをやっていって知識の生産+応用が活発に進むようなメカニズムを作らない限り、正直TPPに加盟しても根本的に日本経済が改善する見込みは小さいと思われます。


 近況としてはまあ大変な日々を過ごしております。アホみたいな読書量が要求されてて、多分1月初めまで毎日最低でも100ページ強、今週だけでも1000ページ弱の論文を読むことになりそうです。
 あとはなんか蕁麻疹みたいなものにもちょっと苦しみ中。一時期は体の5分の1ぐらいがミミズ腫れ(痛くはないがムッチャかゆい)みたいになった。原因+対処法はわかったっぽいのですが、これに関しては再来月かいつかにでも書こうと思います。


 ではでは。



ーーー知識の生産に有利な場所を作るための3つの施策

ーおさらい
 前の記事で、グローバル化のおかげで経済活動の集積が起きるようになってて、先進国においては知識の生産に有利な場所に集積が起こって来ていることは既に述べた。ちょっと舌足らずだった部分もあったのだが、知識の生産かつ応用に有利な場所が魅力的になってきているということで理解してほしい。そういう地域は言わば先進国の経済発展の核となるわけです。

 で、知識の生産+応用に有利な環境を作るために、具体的に3つの施策が考えられる。

a、産学連携
 簡単に言えば、大学の先生から最先端の知識を学びましょう、ということ。大学はなんだかんだ言って最先端の知識が存在してる所だし、日本の大学、特に工学系はなんだかんだで非常に優秀らしいので、それを企業にどんどん適用して行くことは重要。
 ただ、特に中小企業には大学の最先端の研究は分かりにくいなどの課題があり、第三者がうまく仲介しつつわかりやすく企業に応用可能な形にしていく必要性がある。


b、起業の推進
 起業っていうのは実は知識を試すという側面があって、たくさんのベンチャーが応用に苦労することによって知識が洗練されて行き、その知識がようやく社会に大きなインパクトを残せるレベルまで高まるという部分がある。つまりベンチャーはつぶれても社会に良い影響を及ぼす可能性があるってことなんです。

 これは特に上記の産学官連携と組み合わせることで非常に大きな効果が期待できる。ただうまく市場の流れを読んだりしないと、成功するベンチャーが生まれず、マイナスな影響だけで終わってしまう可能性もあり。


c、集積、集団学習の促進
 色んな人が集まることによって知識が生まれやすいという理論があるのは、前の記事で述べた通り。なので、企業の集団学習を促進する施策も重要。


3、展望と二つの事例
 上記のように3つ述べたが、日本の起業環境は非常に悪い(ある国際研究では毎年最下位近くを誇っている)ので、2は望み薄。
 なので有力なのは1と3。1と3の組み合わせ(+2も少し)は欧州ではイノベーションクラスター政策と呼ばれていて、先進国各国がものすごく力を入れている政策でもある。アメリカでもクローンシリコンバレーとかいう政策があったし、日本でも経産省や文科省がそういう政策をやっている所。

 最後に二つ、上記のような施策を導入して成功している地域を挙げる。

a、TAMA
 これは日本で最も有名なイノベーションクラスター。文字通り多摩地域にある。第三者機関が中小企業の集団学習、さらには大学との共同研究を仲介していて、今後の発展が期待できる地域である。


b、岩手*金型産業
 今は残念なことになってしまったのだが、岩手にすごく理想的な産学連携の取り組みがあった。岩手の金型産業が苦境に陥り(というか日本の金型産業は大体厳しい)、苦境を打開するために岩手大学と共同で金型鋳造課程+研究センターを設置したというもの。
 岩手大学の姿勢も素晴らしいと思うし、起業なども生まれてよい循環が生まれつつあると思っていたのだが…


 以上です。
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